当社で対応している取り扱い原皮と革のタイプ、仕上げ方法の一覧です。
革のタイプ
- ガラス張り革
- クロムなめしの乾燥の工程で、革をガラス板(又はホーロー鉄板)に貼り付けて乾燥させ、銀面をサンドペーパーで削り(バフィング)、合成樹脂を塗装して仕上げたもの。
- スエード革
- 革の肉面をサンドペーパーで毛羽立てて、ベルベット状に起毛させて仕上げた革。主に子牛皮や山羊皮などから作る。
- バックスキン皮
- 鹿皮の銀面を除去し、毛羽立てた皮。柔軟であり、スエードと同様の用途に用いられる。
- ヌバック皮
- スエードとは異なり、革の銀面をサンドペーパーで毛羽立てた革。スエードと比較すると毛羽が非常に短く、ビロード状。
- 床革
- 成牛皮のように厚い革を2層か3層に分割。銀面を持たない床皮を原料とした革。
- 型押し革
- 革の仕上げ塗装面に加熱高圧プレスで型をつけたもの。
- シュリンク革
- なめし工程中に特別な薬品を用いて銀面を縮ませた革で、揉んだ革よりもシボ感が強調される。
- 防水革
- 製造工程で、フッ素系、シリコン系、油剤系などの薬品を使用して、革の吸水防止効果や撥水効果を付与したもの。
※銀付革、エナメル革は取り扱っておりません。