今までに無い新しい革をつくるべく、独自の技術や生産方法の研究を行なっています。現在、実際に業務として制作している独自技術をご紹介致します。
厚さ0.3mmのなめし革

とてもやわらかく、手触りの良い革。
独自の方法でなめしたものを、0.3mmにまで漉いています。
通常はここまで薄くすると簡単に裂けてしまいますが、この革は強さも備えており、肌着としても使える上に洗う事も出来ます。
牛脂なめし

牛の脂を使い、独自の方法でなめした革。
独特の風貌が得られ、年数と共に深みを増します。
熱含浸

蜜蝋や牛脂を溶かし、熱で革に打ち込みます。
ひとつづつ手作業にて行い、革を痛める事なく高級で独特の深みを持たせ、耐久性も向上させます。
また、色落ちもしにくくなります。
カーフスキンのなめし
これは独自技術というよりも、純粋な技術力です。
カーフとは生後6ヶ月ぐらいの子牛の事で、薄手で繊維構造が細かく、皮(革)の中でも最上質のものです。
この素材を痛める事なくなめすには、高度な技術と経験及び管理能力を必要とし、日本でなめせるのは当社含めごくわずかしかありません。
その他の研究
これらは研究途中のものを含めると全体の一部です。
素材のクオリティやオリジナル性は、そのまま商品への付加価値や独自性へと発展する場合もあると思います。
お客様のご要望から新しい技術が生まれる事も期待していますので、どんなご要望でも遠慮なくお申し付け下さい。